酒とバラの日々

They are not long, the days of wine and roses

NHK 欲望の経済史 第5回 経済バブルについて

経済バブルの厄介さは大衆が群れて熱狂する先が見せかけの幻であることだ。

実質経済で生まれた利益が見せかけの幻に投機されていき幻が消えると投機されたお金も消える。

後には何も残らない。

そして幻は幻であり、必ず消える。

熱狂で目が眩むと大衆は容易に人の話を信用する。

ただの木彫りの熊を、金かプラチナで出来たものと簡単に吹き込まれる。

周りの人間もそれを金の熊だと言っているからである。

自分が損をする訳にはいかない、という心理も働く。

前述した通り、幻に投機されたお金は消えるのだ。

銀行に預金されたお金はゼロになる。

それが国家単位で起きれば戦争しかない。

大衆は常に愚かだ。

だからルールが必要になる。

しかし、世界の経済的なルールは容易には決められないだろう。

一人一人が経済というものを理解しているべきだと感じた。

それでもバブルは防げないだろうが。