酒とバラの日々

They are not long, the days of wine and roses

アニメと金儲け

最近、話題になってる曲「ビターソングとシュガーステップ」。

UNISON SQUARE GARDEN(以下、ユニゾン)の作品ですがこれ、アニメ「血界戦線」のエンディングテーマです。

僕はこのエンディングが好きで何度も見てしまいます。

しかし、曲だけ聞くと物足りないんです。

このエンディングは、血界戦線のキャラが個性的に踊るアニメーションです。

そのセンスが抜群で曲と合っててすごく、いい。

邪推ですが、このアニメーションの印象もあるから曲が話題になっているところもあるんじゃないでしょうか?

で、この曲が売れて、ユニゾンに印税が入ったとして、エンディング描いたアニメ描きの人にはいくら入るんでしょうね?

僕はdTVで血界戦線を見ているわけですが、月々500円払っても見た作品を作った人にどれくらい入るのでしょうね?

最近はそんなことも考えてしまう。

すごく良い画描いても、単価いくらで計算されてしまう世界ってなんか不毛ですよね。

その良い画のおかげで潤った人達が確実にいるのに、その還元分が入ってこないなんて、なんて不条理だ。

そう感じます。

僕なんか場所だけ取るようなDVD-BOXなんていらないけど、もし大金が入ったらアニメ描きの人の団体とかできたとして、そこに500万くらい振り込みたい。

今はdアニメとdTVに500円ずつ払ってる程度ですが。

そしてそんなの焼け石に水でしょうが、ね。

仕組みさえあれば金払いたいって人は世界に5億人くらいはいますよ。

 

「DVD-BOXはいらねえ 良アニメさ」(ああ、なんか微妙な・・・)

 

でもたぶん、アニメでお金が入る仕組み作ろうって人達は別に飢えてないわけでしょ?

現場の人達は仕組み論なんてしてる暇あったら一枚でも多く描くわ!ってマインドセットだと思うんです。

行政は自分らの天下り先が確保できてればいいわけで。

(誰が本気で動くんだ?)

それで、世界の人達は有志が字幕まで付けてネットに上げたアニメを無料で見まくってるわけですね。

めでたしめでたし。

ハリウッドは、とにかくみんな儲けよう!って言ってあそこまでなったわけでしょ?

日本のアニメやゲームや漫画は各レベルでまっとうにもっと儲けようとしてもいいんじゃないですかね~。

職人魂だけじゃ廃れてくだけですよ。

ほんと。